ドリキャスのサクラ大戦がしたい。。。でもつけるの面倒。。。
じゃあ吸出してPCでエミュで遊ぶか~と思い
ドリームキャストのROMの吸出し方をネットで調べてたのですが、
どこの記事も古く、最新版がなかったので、
今日はブロードバンドアダプタを使用したドリームキャストの吸出し方法について書いていきます。
Contents
準備するもの
- ドリームキャスト本体(MIL-CD対応)
- ブロードバンドアダプタ
- ブロードバンドパスポート(ブロードバンドアダプタに付属)
- PC(Windows)
- httpd-ack-20080711.zip
- 空のCD-R
- LANケーブル
ドリームキャスト本体
ドリームキャストのソフトは世間一般に流通している、
CDやDVDとは違いGD-ROMという独自規格のROMのため、
他のゲームのようにPCのドライブでは吸い出せないので、
ドリームキャストとPCを繋いで吸い出します。
その際、有志の方が作成されたhttpd-ack-20080711.zipをCDに焼き、
これをドリームキャストで起動させるのですが、
ドリームキャストはCDを読み込めるものと読み込めないものがあるので
中古で仕入れる際にはMIL-CD対応のものを購入するようにしてください。
見分け方はこちらのサイトを参照。
参考
MIL-CD対応、非対応機の見分け方そこぬけろ!
ブロードバンドアダプタ
中古で8000円程。
ヤフオクなどで探してみてください。
ブロードバンドパスポート
ドリームキャスト本体の設定に使用します。
ブロードバンドアダプタの付属品のため、
ブロードバンドアダプタ本体のみ購入した場合は別途準備が必要です。
パソコン
他サイトにはWindows XP推奨と書かれてたりしてましたが、
インターネットブラウザ(chromeやInternet Explorerなど)が入っていれば、MacでもWindowsでも構いません。
ちなみに今回はWindows10を使用しました。
httpd-ack-20080711.zip
詳細な使用方法は後述しますが、
このアプリをドリームキャストで起動する事で、
ドリームキャストをWebサーバとし、PCからアクセスすることで、
ドリームキャストのBIOS、フラッシュファイル、セットしたROMをダウンロードする事ができます。
こちらのサイトからダウンロードしておいてください。
gotwalls.com
[ files ]⇒[ elf + cdi bootcd ]からダウンロードできます。
空のCD-R
httpd-ack-20080711を書き込み、ドリームキャストで起動します。
LANケーブル
ドリームキャストとPCの接続に使用します。
他サイトにはクロスケーブルが必要とかかれてたりしますが、
ストレートでもクロスでもどちらでも良いです。
※昔は使い分ける必要がありましたが、今は自動判別してくれるので、
よっぽど昔のパソコンを使ってさえいなければ問題ないはずです。
吸出し手順
1.ドリームキャストのIPアドレスを設定
ドリームキャストにブロードバンドパスポートをセットして電源をつけ、
タイトルが表示されたら、スタートボタンを押してメニューを表示する。
メニューより「オプション」を選択する。
「プロバイダー」を選択する。
「IPアドレス」、「デフォルトゲートウェイ」「サブネットマスク」を設定する。
設定後「すすむ」を選択する。
設定内容は以下の通り
IPアドレス :192.168.1.100
デフォルトゲートウェイ:255.255.255.0
サブネットマスク :192.168.1.1
※以降はDNS、メールなどの設定が続くが、すべて「すすむ」を選択し、
ネットワーク情報の記録まできたら、一番左の「情報を記録」を選択する。
以上でドリームキャストのIPアドレスの設定は完了。
2.起動ディスクの作成
ダウンロードしたhttpd-ack-20080711.zipを任意のフォルダに解凍する。
解凍後、httpd-ack-20080711.cdiをライティングソフトでCDに書き込む。
※私はImgBurnというソフトを使用しました。
インストールおよび使い方は下記サイトを参照。
参考
ImgBurnのダウンロードと使い方k本的に無料ソフト・フリーソフト
※またデフォルトでは.cdiを焼こうとすると以下のエラーログが表示され焼けない。
無いといわれているPfcToc.dllファイルを下記のサイトの一番下からダウンロードし、
解凍後、PfcToc.dllをImgBurnをインストールしたフォルダに置く。
http://www.imgburn.com/index.php?act=download
ドリームキャストに作成したディスクをセットし、電源をつける。
下記のような画面が表示されればディスクの作成は完了。
3.パソコンからドリームキャストへ接続する
ドリームキャストに初期装備されているモデムを取り外し、そこに準備したブロードバンドアダプタを装着する。
装着後、ブロードバンドアダプタにLANケーブルを差し込み、反対側をPCに接続する。
※ネット環境が整っているのであれば、ドリームキャストおよびPCをルーターに接続して繋いでも良い。
私の場合、今の作業場所のネットはポケットwifiでネット接続していたので、
選択の余地無く、ドリームキャストとPC本体を直接繋ぐことにしました。
ドリームキャストに作成したディスクをセットし電源を入れる。
以下の画面が表示されたら、セットしたディスクを取り出し、
吸い出すソフトをセットしておく。
※ドリームキャストとPCを直接繋いだ場合は、
PCのIPアドレスを自動取得から、ドリームキャストに設定したIPアドレスと末尾以外を合わせる必要があります。
アダプター設定より、IPアドレスの設定を以下のように設定します。
直接繋ぐ場合ローカルエリア接続が認識されないので、
ドリームキャスト側で以下のように設定した場合、
IPアドレス :192.168.1.100
デフォルトゲートウェイ:255.255.255.0
サブネットマスク :192.168.1.1
PC側でも192.168.1までを合わせる必要があります。
IPアドレス :192.168.1.101
デフォルトゲートウェイ:255.255.255.0
サブネットマスク :192.168.1.1
設定後、ブラウザを開きアドレスバーにドリームキャストに設定したアドレス「192.168.1.100」を入力しEnterキーを押しドリームキャストへ接続します。
接続できると、以下のような画面が表示されます。
「Trac」のtrack01.bin、track02.raw、track03.binのリンクをクリックして、
全て保存する。
※track03.binがだいたい1GB程度あり、20分弱かかりました。
GD-ROMの外周の部分かな。。。
「Misc」のdc_bios.bin、dc_flash.bin、syscalls.bin、disc.gdiも全て保存する。
以上で吸出し作業は完了です。
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